ロキロキの雑記

読んだ本とか見たアニメとか旅行とか書きます。

【雑感】最近見ていた映画の話

あと10日で学生が終わって社会が始まるってマジ?

今回は最近というか今年になってから見ていた映画の話を簡単にしようかなと思います。各作品に対してネタバレを含みます。

 

 

ラブライブ!サンシャイン‼】

www.lovelive-anime.jp

ラ!サ!!、元々存在を知っているだけで見ていなかった作品なんですが、2019年始まってすぐ上映されると聞いて、「一年の計はラブライブ!サンシャイン!!にあり!!!」と言いたい気がしたので、2日でアニメを全話見て映画館まで足を運びました。

映画の感想としては、ライブシーンが良かったという感じでした。冒頭のライブ、イタリアでのライブ、延長戦ラブライブ、最後のライブがみな良かったです。それに加えて、ミュージカル調に進んでいく少女たちの物語は、最後にこれからも世代を超えて続いていくのだという余韻を感じさせてくれました。

アニメの時から感じていましたが、ラ!のライブは終了後に場面が急に切り替わって、後日談風になっていることがよくあります。しかし、あの最高のライブを見た私たちには、その結果がどうなっているかなんとなくわかる。そして実際にそういうふうになっている。それでとても嬉しくなってしまうのです。

私はこの作品を3日間で駆け抜けました。それで、最後のライブで1から9まで数字を叫ぶシーン。1から6までは誰でも聞こえる。それに加えて7から9までも聞こえてくる。映画館でそういう音が流れたんだから、そうだろうと思われるかもしれません。ですが、本当にその場に3年生がいて、実際に数字を叫んだ声が心に響いてきた気がしました。それで、3日間ではありますが、彼女たちが歩んできた軌跡を見てきた、だから最後に声を聞くことができたんだと思えて感動しました。

また、アニメを見たときは修論もやっていてあまりキチンと見れなかったので、もう一回アニメを見てもいいかなという気もしました。

 

Fate stay night Heaven’s Feel】

www.fate-sn.com

桜ちゃんが~とかアーチャーと凛が~とかいう話は置いといて、バーサーカーギルガメッシュが良かったです。

バーサーカーは黒ペンと戦ったわけですが、原作を遊んだ時点では、黒ペンは本当にバーサーカーに勝てるんかwwwwと小馬鹿にしていました。バーサーカーはセイバーと士郎の2人がかりでようやく倒せた強敵なのに、ビームだけで超えられるのか甚だ疑問でした。映画を見る前は、バーサーカーは黒ペンに瞬殺されてなぁなぁに終わってしまうのではないかと思っていました。

しかし、実際に映画を見ると、黒ペンはバーサーカーに勝てそう……となってしまいました。ほとんどビームを打っているだけなのに強すぎる、これなら勝てそうだ、と。それでいてバーサーカーも強い。イリヤちゃんのために、もうダメでしょと思えるところから何度でも立ち上がる。その姿が最高にカッコいい。

ギルガメッシュも良かったです。原作を遊んだ時は、なんだか突然出てきてよくわからないけど一瞬で桜ちゃんに吸収されていたので、セイバーや士郎と戦ったあの王様はどこに消えたのだと悲しくなりました。

しかし、映画のギルガメッシュは全く違っていました。突然出てきて、一瞬で桜ちゃんに吸収されてしまうのは変わりません。しかしその短い間に、ギルガメッシュの強さ、プライドの高さと王の威厳、彼の慢心がこれでもかというほど伝わってきました。思わず映画館で「これは間違いなくギルガメッシュだ……」と呟いてしまいそうになりました。

あと、ギルが出てくる直前の桜ちゃんの描写もすごかった。彼女が世界をどういうふうに見て、どんな精神状態なのかがわかってしまいます。始まった瞬間に、やりやがったなと思いました。

Fateは上手にアニメ化すると、我々の足りない想像力を映像が補ってくれるので強いなと思いました。

 

シティーハンター

cityhunter-movie.com

Get Wild Animation(適当)。シティーハンターを見に行ったらシティーハンターを見ることができたというのはよく言った話で、スマホのようなガジェットや昔はなかった大きなビルは出てくるものの、話のノリはシティーハンターでした(私はシティーハンターを全部見たわけではありません)。

それでいて、シティーハンターを知らなくても面白そうな内容でした。まぁ、最高にカッコいい男がカッコいいことをしているのを見るわけなので、面白い。

あと、高性能遠隔操作ドローンなどが出てくるのでとてもSFっぽかったです。武器商の話している内容なんか、どこかで聞いたことがあるような気がすると思ったら、最近読んだ「虐殺器官」であったような話だったと思います(うろ覚え)。

まとめると、SF版シティーハンターみたいな印象を受けました。昔ちょっとだけ見たなぁという懐かしい感じを受けました。

 

サイコパスSS1~3】

psycho-pass.com

Case.1は、年長者に成長した宜野座さんがカッコよかったことと、サンクチュアリというどう考えてもまともではない施設を見ることができたのが良かったです。

宜野座さんの執行官落ちにはアニメ1期であったいきさつがありますが、それを知ったうえで今の宜野座さんをみると父親に近づいているような気がして良いです。

あと、サンクチュアリもすごかったです。あの世界にはいくらでも理不尽な施設がありますね、一回滅んだ方がいい。作中で口封じみたいなこともしていましたが、バックにシビュラシステムがあると知って納得しました。アニメ1期で縢くんが口封じされていたのを思い出してしまいますね。

Case.2は、シビュラシステム下での刑事ドラマでした。テレビ版1期の、槙島が目立って暗躍しはじめる前の話を、スケール大きくしたような。

この作品はあの手この手でドミネーターを使えなくさせてきますが、全く反応しないのは笑いました。テレビ版2期の捜査も、今回の経験を生かして行われたのでしょうか。

それでも、須郷さんが最後に「この仕事に正義を感じているから、自分は公安局に残る」と言ったのにはシビレました。須郷さんの心の中に、征陸智巳とその言葉は強く生き続けているのだと伝わってきて、嬉しくなりました。

Case.3は、シビュラの世界で自分の正義を貫き通した男のその後の話でした。

狡噛さんは日本に帰ってくることになってよかったです。あのまま放浪を続けたら自らが悪霊になってしまい、誰かにかけた情けのせいで撃ち殺されていたでしょう。

この映画を見てから恩讐の彼方にも時間をみつけて読みましたが、あんな話を読まされたらそれは「なんでこんな本を残したんだ」ということにもなります。

あと、狡噛さんは他人の人生を云々という会話がありました(うろ覚え)。あれは背負ったことがないのではなく、監視官だった時やシーアンでの経験から背負えない、自分の道を突き進むことしかできないと気づいていたから、ああいう会話になったんだと思います。執行官落ちしたり公安を抜け出したりしていた時から変わっていないんだなと思いました。

総評して、どれも面白い話でした。その一方で、もう槙島みたいな超のつく悪役は出ないのかなぁとも思いました。

これは余談ですが、Case.1のサブタイトルが罪と罰でしたが、Case.2や3の方が罪と罰だった気がします。というか、Case.1は悪役の名前がロジオンで、ロシア人とのハーフで、それっぽい会話がちょっとあったくらいだったような。

 

【君と、徒然】

kimitotsuredure.com

ちょうどいい感じに時間があったので、見ました。百合はやっぱりいいなぁと思いながら見ていたら終わっていました。

百合はむつかしいことを考えずに、いいなぁと思いながら見るのが一番いいと思います。逆に、いいなぁとしか思っていなかったので、あんまり書くことがない()。

Episode1の、無言の間が一番好きでした。

百合が好きなら見てもいいと思います。

 

【スパイダーバース】

www.spider-verse.jp

これもちょうどいい感じに時間があったのと、前日に友人のオタクからおススメされていたので、スパイダーマンとかちょっとしか知らないけど見てみようかと思っていたら、面白すぎてびっくりしました。

主人公の少年のマイルスくんが、父親や並行世界のスパイダーマンの影響を受けてヒーローとして成長していく姿がカッコよすぎました。王道ヒーローものは良いです。

最後にマイルスくんが、伏線回収の形で並行世界のスパイダーマン達から教えられた通りに、いやそれ以上にスパイダーマンに成長していて、とても気持ちよくなれました。彼は何度だって立ち上がります、それがとても頭に良い。

「お前はスパイダーマンになれるのか?」という問いがこの作品の大きなテーマだったと思います。そしてこの映画は、誰だってスパイダーマンに、ヒーローになれるのだと教えてくれます。

この作品はスパイダーマンを知らなくても見れます。王道ヒーローものが好きなら見るべき作品だと思います。今回話題にした映画の中では一番面白かったです。

あと蛇足ですが、ジャパニーズ・コミカライズ・スパイダーマンがかわいかったです。

 

 

 

簡単にではありますが、だいたい見た映画はこんな感じです。

本当はギアスやスッスッスも見たかったのですが、前者は私がルルーシュが生き返るのは許せない過激派だから見れなくて、スッはテレビでやるしちょうど上映しているところにいて都合よく時間があったら見ようと思っていたらなんだか見れませんでした。悲しい。

 

おわり