ロキロキの雑記

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【爆発ホワイトキュレム】SM1~SM7a

自分が所属しているポケモンサークルに持って行って遊んだ構築です。SMレギュです。

マルマインGX」を用いたデッキをなかなか見ないのと、デッキ名が【爆発ホワイトキュレム】で面白いので需要とか諸々を無視してなんか書きます。

 

 

以下常体

 

構築を組んだ経緯

最近レックウザがオラオラしているイメージがあったのと、やっぱりゾロアークが強そうというイメージがあったので、少なくともHP190くらいのGXポケモンをワンパンしたいと考えた。またポケモンサークルに持って行って遊ぶので、面白くてそこそこ強いデッキを組むことを目標にした。

そこで目を付けたのが「ホワイトキュレム」である。ホワイトキュレムは自身に炎エネルギーが付いている場合に技「いてつくほのお」を用いて160ものダメージを出すことができる。「こだわりハチマキ」を付ければGXポケモン相手に190ダメージを出すことができる点、たねポケモンなのでデッキの枠をグッズなどに使いやすいという点で条件にマッチしていると考え主軸に決めた。

 

「ホワイトキュレム」を使う際に課題となるのは、水水炎のエネルギーをどのようにしてつけるかという問題である。解決案として、以下の3つが思い浮かんだ。

  • マグカルゴGX」や「バシャーモ」などの特性によるエネルギー加速
  • ゼラオラGX」や「アルセウス◊」などの技によるエネルギー加速
  • 「カウンターエネルギー」や「カウンターゲイン」を用いた少ないエネルギーで技を使う
この中でも今回は、カウンターエネルギーを用いる案を考えた。特性によるエネルギー加速のみに依存すると、デッキの中のエネルギーとポケモンの割合が大きくなり事故を誘発しやすくなるが、カウンターエネルギー主体なら少なめのエネルギーで済ませやすいこと、技によるエネルギー加速ではテンポロスが生まれやすいと考えたことが理由である。
 
カウンターエネルギー+ゲインを用いる際に課題となるのは、いかにカウンターエネルギーを発動するかということだ。これに関して最初に思い浮かぶのは、「カプ・コケコ」で「かいてんひこう」を繰り返しながら、サイド差が生じたスキを見てカウンターポケモンで攻撃することである。しかしこれは至って普通に考えつくことなので、ポケモンサークルに持っていく面白デッキという条件にマッチせず没となり、他の革新的なアイデアも思いつかなかった。
そこで特性によるエネルギー加速の要素を取り入れようと考えた。その際に目を付けたのが「マルマインGX」である。マルマインGXは特性「エネエネボンバー」を用い、自身のきぜつを条件にトラッシュから5枚までエネルギーカードを場のポケモンに付けることができる。それによりホワイトキュレムにエネルギーを付け、相手にサイドを取らせることによるカウンターエネルギーの能動的発動が可能になる。また複数立てる必要がないので、4~5枚程度の枠で済んでしまう。何より爆発するデッキは一発ネタとして十分面白く、それでいてホワイトキュレムのポテンシャルでそこそこ戦えそうな気がしたので今回の条件に完全にマッチしていた。
 
採用カードについて
マルマインを最大限使うにあたって、高速でベンチを並べるためにボール系グッズとダート自転車を多投。
ドローサポートはエネルギーを素早く集めトラッシュに送るため、ボールで減りやすい手札を補充しエネルギーを引き込みやすい「リーリエ」と、手札のエネルギーを一気にトラッシュできる「かんこうきゃく」にした。他のサポートとして、相手の手札をリセットできる「ジャッジマン」と、相手のベンチのGXポケモンを倒せる「グズマ」を採用した。特にこのデッキは相手のGXポケモンを倒していくデッキなのでグズマは最重要である。
採用ポケモンはコンセプトのホワイトキュレムマルマインGXの他に、特性によって手札の水エネルギーを捨てることができる「ボルケニオン◊」とボールで減る手札を補充しグズマなどを引き込む「ヤレユータン」のみとした。「ビリリダマ」は「ルガルガンGX」の特性などを考えるとベンチに複数体並べたいので、3枚。カウンターエネルギーに対応するいろいろなポケモンを入れて対応範囲を広くすることも考えたが、下手なポケモンを入れ安定感を下げるよりコンセプトを貫き通した方が良いと考えたので入れなかった。
スタジアムは1進化GXへの打点補助として「いましめの祠」。その他に必要そうな気がするカードを適当に投入してデッキが完成した。
サークルで使ってみた総評

2進化GXに対して打点が足りなかった()。特に「ソルガレオGX」相手はどうやって勝てばいいのかわからなかった。逆にHP190のタネGX主体デッキには、ある程度想定通りの強さを発揮してくれた。

デッキ自体は予想していた通りに動き、2ターン目に爆発してホワイトキュレム2~3体にエネルギーを4枚つけることも多々あった。ただ少しエネルギーの実物が足りない気がしたので、「エネくじ」を減らしてエネルギーを増やすことも一考である。カウンターゲインも使用する必要がないほどエネルギーが付いていることが多かったので、こだわりハチマキに変えてしまっていいかもしれない。あと「フィールドブロアー」と「レスキュータンカ」が邪魔である。

またボール多投とヤレユータンの存在により、1ターン目から全く動かないということがなかった。ハイパーボールやかんこうきゃくで特殊エネを捨てたくないという悩みも、便利な爆弾がすべて解決してくれた。

上記を踏まえてデッキを改良するなら、「レインボーエネルギー」と「ディアルガ」を採用し2進化ポケモンに対する最低限の回答を持つことだろうか。ボルケニオン◊はなかなか手札にこないくせに3エネも使ってバトル場のポケモンにたったの100ダメージしか出せないのでこいつを変えたい気がする。ボルケニオン◊に関しては無色エネルギーに対応していないので、カウンターエネルギーを張りにくいのも問題である。

このデッキは使っていて面白く、対戦中にも「爆発するか考えます。」や「ハイパーボールで爆弾持ってきます。」のようなパワーワードが自然と発せられるので笑いも巻き起こる。マルマインGXが活躍するデッキはこれからも新カードの追加で増えると考えられるので、もっと他の非GXポケモンにも目を向けて考えてみるといいかもしれない。

 

おわり